

退職代行サービスを使われた企業の反応も知りたい。
最近よく耳にするようになった『退職代行サービス』ですが、実際に使っている人を身近に見た事ってありますか?
私は営業と兼任で人事部も7年間経験していることから、身近に退職代行サービスを使われた企業にここ数ヶ月の間で話を聞くことができました。
急な退職をされた側の気持ちと、退職代行サービスを使った元社員の特徴を本記事ではご紹介させて頂きます。
本記事の内容
・退職代行サービスを使う人の特徴(分類)
・急に辞められた会社の反応
・うまく交渉してくれる退職代行サービス
以上3つの内容を重点的にお話しさせて頂きます。
こんな人に読んで欲しい
- 退職代行サービスを使う人がどんな人か気になる方
- 急に仕事を辞められて会社って困らないのか気になる
- 退職代行サービスの仕事内容や料金などが気になる
それでは現役人事の私が見た、退職代行サービスにまつわる話を順番にさせて頂きます。
目次
退職代行サービスを使う人を分類

どんな人物がどんなタイミングで『退職代行サービス』を実際に使っているのか気になりますよね。
ここ最近、私の周りで立て続けに退職代行サービスを使った(使われた)方々のお話を聞くようになりました。
そこで見えたのは、退職代行サービスを使う人の中でも分類ができることに気づいたのです。
退職代行サービスを使う人達の分類
- ブラック企業でパワハラを受けた社員
- 20代前半の若手社員
- もしかして意外?!40代の社員
私も実態を知るまでは勝手なイメージで「20代の新卒社員あたりが、会社に辞めると言いにくくて退職代行サービスを利用しているのか?」なんて思っていましたが現実は全然違いました。
私がリアルに当事者たちに聞いた話を今からお話しさせて頂きます。
ブラック企業でパワハラを受けた社員
どうやら本項目の『ブラック企業』『パワハラ』が原因で退職代行サービスを利用する方が一番多いことがわかりました。
私が実際に直接聞いた話とネットから聞こえてくるリアルな声がこれです。
みんな共通するのは、『自主的に退職をする旨』を会社に報告することができないレベルまで精神的に追い込まれている点です。
私の知り合いが話していたのは、「会社に話したところでまともに取り合ってもらえない」「何を言っても全て否定で話しが返ってくる」と思い、退職代行サービスに依頼をしたと話してくれました。

20代前半の若手社員
20代前半の若手社員が退職代行サービスを使うと聞くと、「厳しい先輩に耐えれなくて」などのメンタル面で利用が多いと思いきや、実際は想像しないようなかなり幅広い理由での利用方法です。
▶︎ 20代前半の若手社員が退職代行サービスを利用する理由
・会社になかなか馴染めず早く辞めたかった
・次の転職先が決まり早くそっちに移りたかった
・やりたい事がまだまだ先までやれないから
・先輩や上司の教育についていけない
もちろん前項に続き精神面を削られて利用するケースもあるようですが、手軽に使って会社を辞めれるツール感覚で利用する層もいることがわかっています。
退職代行サービスは、アルバイトやパートなどの退職代行も行っているので私たちが思っている以上に、手軽に申し込む人たちが年々増え続けているのかも知れません。
もしかして意外?!40代の社員
これもまた実際に私の身近で起こったお話なのですが、40代の女性社員さんがまさかの退職代行サービスを使って急遽会社を辞められたという報告を聞きました。
急に会社を辞めた40代女性社員の特徴
・中途採用として2年前に入社
・転々といろんな職業を渡り歩くタイプ
・それなりのポジションにつくが成果が出ていなかった
・性格はサバサバで物事もハキハキと言う人だった
上記の女性は私が担当する取引先の社員さんだったのですが、まさか退職代行サービスを使われるとは全く想像もできないタイプの方でした。
ただポイントとなるのは今までも職を転々と渡り歩いてきている点ですよね。
何か自分と会社の間で大きな相違があると次へ次へと移っていく、『ある意味での行動派』な方も利用されることがわかります。
急に辞められた会社の反応

退職代行サービスを使った当事者たちは、その後会社で『どういった騒ぎになり』『どういったことを言われているか』なんて想像もつかないと思います。
私は実際に友人や数社の取引会社様から直接その時のお話を聞きだし、だいたいの共通点を絞り出せましたのでここで共有させて頂きます。
急に辞められた会社の反応(共通点)
- 辞めた人間を追いかけても時間の無駄
- 自分が原因で辞めたのか?と申し訳なくなった
- 引継ぎができていないから数週間困った
- お客様や取引様にどう説明するか悩んだ
- 会社の内部データーなど持ち帰れていないか不安
私的に意外だったのは、「あのやろー、何がなんでもコンタクトとってやる」みたいなことを思う会社がなかったことでした。
やはり多少の怒りは感じるものの、退職希望を出された以上は「追いかけても時間の無駄」と言う感想を多く聞いたので、案外そんなものかと妙に納得できたのです。
退職代行サービスを使って、こじれるとすればこんなケースではないでしょうか?
・会社の物を持ち出したまま退職した
・会社の大事なデーターを個人管理している場合
・会社と個人間で金銭のやりとりがあった場合(給料以外で)
上記はどれも犯罪レベルに近いのでこじれるケースがありそうですが、引継ぎができていないなどの内容だと案外どうにか残った社内スタッフでやりくりしてくれるようです。
うまく会社と交渉してくれる退職代行サービス

退職代行サービスに相場の3万から5万程度のお金を払って、「辞める会社ともめずにうまく話し合いを済ませて欲しい」のが当事者の強い願いかと思います。
そこで交渉が上手でユーザーからも評価されている、退職代行サービスを3つご紹介させて頂きますね。
※今回リアルに退職代行サービスを使われた企業目線もふまえました。
交渉上手な退職代行サービス3社
- EXIT
- 退職代行サービスJobs
- 弁護士法人みやびの退職代行サービス
以上3社が退職代行サービスの中でも最も有力になりますので、1社ずつ特徴をご紹介していきますね。
EXIT(退職代行サービス)

退職代行サービスの業界最大手が「EXIT」になります。
主な特徴は以下になります、
- 費用50000円
- 即日退職可能
- LINEで24時間無料相談受付
- 交渉成功率100%
- 転職サポート有り
- 過去の代行実績3000件以上
多くのメディアにも取り上げれているようで、年々利用者数が増えていても『退職成功率100%』を意地している点は非常に評価が高いですね。
EXITを使うお得情報
EXITが指定する転職エージェントを利用して、転職先が決まった場合は代行費用の全額がキャッシュバックされます。
(条件があるので要確認)
退職から転職まで全てうまくハマれば、精神面にもお財布にも良い退職代行サービスですね。
退職代行サービスJobs

顧問弁護士が退職代行サービスを監修してくれる「退職代行サービスJobs」の特徴をご紹介します。
主な特徴は以下の通り、
- 費用29800円(追加費用も不要)
- 顧問弁護士が監修しているので安心安全
- 万が一退職できなければ全額返金
- 退職届のテンプレートを無料配布
- LINEで24時間相談可能
- 即日退職の対応もしてくれる
退職代行費用に関しては、業界相場から考えてもかなり低価格なのにしっかりとサポートしてくれるので、利用者は安心して申し込みができます。
本記事の【もしかして以外?!40代の社員が退職代行サービスを利用】でご紹介した社員さんは、ズバリで『退職代行サービスJobs』を利用して円満退社されておられました。
弁護士法人みやびの退職代行サービス

直接弁護士が退職代行をおこなってくれる「弁護士法人みやびの退職代行サービス」は、とにかく手厚いサポート内容が魅力です。
主な特徴は以下の通り、
- 着手金55000円(税込)
- 弁護士が辞める会社に直接交渉するので安心
- 残業代や退職金の交渉も可能(オプション)
- LINEやメールで24時間無料相談
- 未払い給料の請求も可能
- 即日退職の対応もしてくれる
やはり魅力になる部分は、『未払い給料の請求』『残業費の請求』『退職金の交渉』など弁護士だからこそできる交渉部分も持ち合わせている所が心強いですよね。
こんな方に特におすすめ
・辞める会社ともめずに退職したい
・未払いの給料などもきっちり請求したい
・会社に残る私物の物を取り返したい
費用は気にせずとにかく確実に安心して依頼をかけたい方は、弁護士に直接依頼できるみやびがおすすめです。
おわりに
私が退職代行サービスそのものの存在を知ったのは、3年前くらいだったかと思います。
その当初は「こんなサービス使う需要がある訳ない」なんて思い込んでいましたが、年々利用者数が増え続け、利用理由も時代と共に変化し続けていることが今回わかりました。
おそらくその背景には、まだまだ日本の労働方法に問題があるからだと思います。
ブラック企業やパワハラなどで、精神面を追いやられてまでその職場で働く必要はないかも知れません。
どちらにせよ双方が気持ちよく仕事ができて、「退職する人」「退職を見送る人」の普通な関係を築きたいですね。
本記事はこれで以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
↓ ↓ 最後に「読んだよ!」の印にクリックお願いします。