

会社を今すぐ辞めたいと思っているんだけど、1週間以内もしくは明日にでも辞めれる方法ってあるのかなぁ?
そんなお悩みの解決方法をお教えします。
本記事の内容
・即日で仕事を辞める方法
・会社を辞める前に整理しておくこと
難しい方法で会社を退職する訳ではないので、5分から10分程度の本記事を読んだ後すぐに実行に移せますよ。
この記事を書いている人はこんな人物
・現役で人事部7年目
・急な退職をされた側として経験あり
・退職相談や転職相談をよく受けている
今回は急な退職をされしまった会社側の目線も、あえて交えつつ進めさせて頂きます。(トラブル回避の参考になるため)
それでは本編へいってみましょう。
目次
仕事を今すぐ辞める方法と正しい手順紹介

早速ですが仕事を急に辞める方法は、勇気を出して自分の口から「今すぐ辞めたい」と言うか『転職代行サービス』を使ってプロに全て丸投げしちゃうかの二択になります。
自分自身で会社に話しをできる方は、費用もかからないのでコスパが良いように思いがちですが、実際は会社側から『引き留め』にあったり『退職期間延長の交渉』があったりと結構時間を要します。
となれば今からご紹介する退職代行サービスを使って辞める方が、正直手っ取り早く確実に早期で退職への道に導いてくれます。
但し時間に少しだけでも猶予があるのなら、私は以下の手順をふんでから退職代行サービスを使います。
- 転職サイトに登録する
- 転職エージェントに相談する
- 退職代行サービスに依頼する
これ何が言いたいかというと、「次の就職先を探す下準備だけでもしておこう」たったそれだけです。
先に転職する下準備をした方良い理由は、
・急に会社を辞めてダラダラと動かない可能性がある
・とりあえず転職市場を見ておくだけでも安心できる
・転職成功までの時間を短縮するため
早く辞めたいという気持ちが今は勝っているかと思いますが、無職になった瞬間必ず我にもどり焦りがやってきます。
できる限りで良いので転職活動も同時進行で進めておきましょう!
多少でも下準備をしておくことにより、精神的にも安心材料になるってことですね。

ステップ① 転職サイトに登録する
お持ちのスマホやPCを使って、手っ取り早く転職先の検索や条件を絞り込みできるのが転職サイトの強みです。
そしてとりあえず鉄板でおさえておきたい転職サイトは【リクナビNEXT 】ですね。
理由は、
・リクナビ限定求人が85%以上
・転職者の8割が利用している鉄板ツール
・圧倒的に多い求人数の量
私も実際に人事部としてリクナビNEXTに求人掲載を依頼したことがあるのですが、『地元密着の求人媒体』や『あまり聴き馴染みのない求人媒体』に比べ大きな違いを感じたのが、「リクナビNEXTは掲載料金が高い」という点。
では企業側目線で求人掲載料が高いと心理的にどうなるのか?
求人掲載料が高いと企業はどういう気持ちなのか
良い人材を入れたいので普段より予算投下 = 企業の本気度が高いことがわかる
求人媒体に予算を投下できる会社 = ブラック企業の可能性が低い
ネームバリューがある求人媒体に載せる = 他社と差別化を狙っている
会員登録なしで求人を閲覧できるような媒体もありますが、やはりある程度高額な媒体料を支払って掲載をかけている【 リクナビNEXT 】の方が良い求人が集まりやすいですよ。
ステップ② 転職エージェントに相談する
転職の成功率を上げるプロがいることをご存知でしたか?
しかも無料で転職を成功させるアドバイスや転職先の紹介をしてくれるのが【転職エージェント】の最大の魅力です。
『転職サイト』と『転職エージェント』の意味をごっちゃに考えてしまう方おられるので、比較できる表を準備しました。

手軽さは転職サイトの方がありますが、自分のあった企業を的確に紹介してくれる転職エージェントの方がミスマッチも少ないので安心して応募やエントリーができます。
転職サイトになくて転職エージェントにしかない最大のメリットは、キャリアアドバイザーが自分のためだけに、的確なアドバイスや転職先をピンポイントでおすすめしてくれるところですね。
>>30代の転職をさせるには、こちらの転職エージェントがおすすめ【6選】
ステップ③ 退職代行サービスに依頼する
今回の本題部分に到着しました。
転職の下準備(せめて登録だけでも事前にしておく)ができたなら、いよいよ退職代行サービスに依頼をします。
その前に退職代行サービスで受けれるサービス内容をざっと簡単にご説明しましょう。
退職代行サービスのサービス内容
- 自分の代わりに退職手続きを全てしてくれる
- 即日の退職も可能
- 費用も3万から5万程度
但し一つ注意点があります。
即日退職に関しては、
【民法第627条】
雇用の解約を申し入れてから二週間経過することによって終了する。
つまり即日退職を申し入れてから二週間分は、有給または無断欠勤扱いでやり過ごす必要があります。
どちらにせよ辞める会社なので、二週間の有給扱いや無断欠勤に気を使う必要は無いと思いますが念のため知っておきましょう。

▶︎ 私がおすすめする退職代行サービス
費用29,800円で追加費用の発生なし。顧問弁護士が監修しているので安心。
累計2500人以上の退職代行実績。テレビメディアにも取り上げれている最大手。
会社を辞める前に整理するべき事

どういった経緯で「会社を今すぐに辞めたい」となったのかにもよりますが、会社に残された仕事や責任などを少しだけでも整理しておくことが必要です。
※ブラック企業でパワハラなどによる精神崩壊寸前や肉体的疲労が限界の場合は、この項目を無視してすぐに辞めることをおすすめします。
最低限の整理をしておいた方が良い理由は、
・今後どこでどのように辞めた会社と仕事で繋がるかわからないから
・ある程度仕事をまっとうしておく方が自分の自信にもなるから
仕事を辞めてから『誰が見てもすぐわかるような引継ぎメモを残しておく』それくらいでもしておけば、会社に残った側の人達の印象も全然違いますよ。
では何をどのようにどこまで整理すれば良いのか説明しましょう。
整理すべき事は2つ
- 身の回りの整理を最低限済ませておく
- 前もって話すべき人がいるなら予告を
この2つを確認して頂き、自身で必要だなと感じれば実行して頂ければ良いです。
では一緒に確認をしていきましょう。
身の回りの整理を最低限すませておく
「身の回りの物を最低限整理しておくこと」には、3つの意味があります。
① 自分の私物を会社に残しておかない
② 会社の所有物を自宅においておかない
③ 最低限、誰でも引継ぎができる状況を作っておく
これは急遽退職者が出た時に、私自身も実際に困ってしまった経験談になるのですが、
私物の物が会社に残っていたり、会社の所有物を持ち帰られていると、どうにか連絡をとって返却を求める結果となるため双方がかなり気まずい状況となります。
できる限りお互いの所有物を残さないように整理してから、会社を辞めるようにしましょう。
【③ 最低限、誰でも引継ぎができる状況を作っておく】に関しては、
あなたしかわからないような仕事内容をもっている場合、会社は確実にパニックとなりどうにかコンタクトをとろう連絡がガンガン入ってきます。
そうならないように、メモなどに『簡単な箇条書きで手順』を書いたり『先方の連絡先と担当者の名前』などをまとめたノートくらいは残しておけばどうにか現場レベルで対応してくれます。
ポイント
急な退職をして会社と連絡をとりたく無いのであれば、抜け目なく整理を事前にしておくことが大事です。
前もって話すべき人がいるなら予告を
まさか上司に「近いうち急に辞めます」なんて言えませんが、心許せる同僚や後輩がいるのなら辞める理由や事情を話しておきましょう。
あなたが急に会社を去ることによって、仕事のしわ寄せは同僚や後輩に間違いなくいきます。
前項でもお話をしましたが、最低限の引継ぎ内容を直接話して託しておけば心の準備や仕事の段取りを少し変えて対応してくれるはずです。
但し『上司や先輩に会社を急遽辞めることを告げ口される可能性』も大いにありえるので、信用している人だけに話しましょう。
まとめ : 急な退職も計画的におこないましょう
急な退職も本当に突発的すぎると後悔してしまう場合があるので注意が必要です。
例えば、
・上司に怒られてショック
・仕事の失敗が続いてしまった
・同僚や上司と口喧嘩してしまった
こういったことは、わりと日常的に起きることなので突発的に退職を選択せずに、もう少し今の会社で頑張ってみても全然良いと思います。
むしろそういった失敗からどんどん成長していくので諦めずにもう一度今の会社で頑張って欲しいです!
それでも「もう今の会社ではやってられない」という方は、おさらいを兼ねて以下の手順を踏みましょう。
- 互いの私物が残らないように事前に整理
- 引継ぎがわかるようにメモを作成
- 転職サイトと転職エージェントに登録
- 退職代行サービスに依頼
この4つを順番通りに守れば、辞める側も辞められた会社側も最低限のリスクで退職できるため、慎重に実行していきましょう。
皆様の退職と次の転職がうまく決まることを願っております。
これで今回は以上となります。
↓ ↓ 最後に「読んだよ!」の印にクリックお願いします。