
そんなお悩みを一人で抱えていませんか?
現役で人事担当をしている私が、お悩みを解決できるようにアドバイスします。
本記事の内容
・会社を辞める前にしっておくべき事
・退職理由を会社にどう伝えるか
・次の仕事(転職・第二新卒)を探し始める
記事の信頼性
社員数250名の会社で人事担当として7年間勤務。また20代から50代の社員から転職相談や、新卒・中途採用の面接官などの経験をしています。
目次
会社を辞める前に知っておくべき事
会社を辞める事を検討している方にも、仕事を辞めると心に決めている方にも、まず同じ社会人として伝えたい事があります。
「会社はあなたに嫌な思いをさせようなんて、みじんも思っていません」むしろ会社の成長は、新卒で入社してきた若いパワーに期待したから採用を間違いなくしました。
辞めたいと思った経緯は人それぞれだと思いますが、採用される側も採用する側にもメリットがあるから雇用契約された事は忘れないで下さい。
実際私は、毎年何十人もの退職希望者と面談をしていますが、相手から出てくる言葉に驚く事が多いです。
退職希望に多い理由
- 先輩からの必要以上にきつい指導がたえれない
- オフィスの空気感が重く感じてしんどい
- この仕事は自分に向いていないと判断した
- 社風が自分が思っていたのと大きく違った
どれもこれもが、長年いる社員には気づきにくい部分であり、聞かされて初めてハッとなる内容ばかりです。
夢を持って入社してきてくれた、新卒の社員メンバーからの退職相談ほど悲しい事はありません。
ネガティブをも上回る仕事の楽しさを見せてあげれていなかった事に、会社側も後悔する事が非常に多いです。

仕事を本当に辞めたいのか冷静に考える
一時的な感情で「辞めたい!」と思う事が非常に多いと思われます。
そういったケースの中でも多いのが、人間関係のトラブルになってきます。
実際に新卒入社後に退職をされた方達の調査結果が以下のようになります。
人間関係のストレスは、正直なかなか解消されにくい物になります。
しかし選択肢には、部署変更や支店異動などをしてストレスを軽減させる方法もあれば、仕事だけの付き合いだと割り切って接するなど辞めなくても良い状況を作り出す事は可能です。
互いにうまくコミュニーケーションを取り合う事により、ストレスがなくる事例は、今までたくさん聞いてきました。
もし今の仕事内容は好きなのであれば、少し今までと違う接し方で様子をみて下さい。
上司や先輩に相談して解決する
不満に思っている事や、自分の目標に未来の話は一人で抱えず、みんなに話すようにして下さい。
実際に私が新卒1年目に上司に話した内容ですが、
「自分の地元に会社の支店を出店させたいんです!」と私は上司に1時間ほど熱い想いを語りました。
上司から「それが夢なら実現に向けて頑張ろう」と答えを返してもらい、4年後に支店オープンを現実にできたのです。
『あれはダメだ、これは無理だ』と自分の中で決めつけるのではなく、解決策は長年その会社にいる先輩や上司が持っています。一度信じて腹を割って話してみて下さい。

社会人多少の我慢から得れる物もある
よく耳にされると思いますが、「何事も最低でも3年は経験せよ」これってなぜだかわかりますか?
1年目は、会社の事も業界の事もわからない見習いの身
2年目は、自発的に物事がようやく考えれるようになる
3年目は、会社の事も業界の事もだいたい把握できている
1年目から日々成長しているので、自分の中では仕事ができているよう感じていますが、会社そのものの流れなんて見えていない事がほとんどです。
自分が過ごしている部署内の流れを見るので必死でしょう。
大袈裟に感じるかもしれませんが、経済の流れや人とのコミュニケーションの取り方など、多少我慢して会社に在籍していれば今後生かせれるノウハウは間違いなく習得できます。

退職理由を会社にどう伝えるか


退職理由がどうであれ、会社は一旦必ずあなたを引き留めます。
理由は先ほども述べましたが、会社はあなたに仕事の楽しさを教えれなかった事に後悔をするからです。
そこで思い止まるのも良しですが、気持ちが変わらないのであれば以下の2パターンから退職理由を具体的に話す事となります。
会社へ話す退職理由の2パターン
- 本当の事を包み隠さず話す
- 辞める理由を例文から事前準備しておく
この2つに関して、もう少し具体的にお話しましょう。
その① : 本当の事を包み隠さず話すパターン
少なからず短い期間でもお世話になった会社には、本当の事を包み隠さず話すを選択して話す事をまずオススメします。
理由は、変に嘘をついても誰も得をしないからです。
人間関係のストレスが原因であれば、今後同じ事が別の方で起きないように話してあげて下さい。
やりたい事が見つかったならそれも話して下さい。どこかで仕事の繋がりができれば必ず応援してくれます。
大人である以上、普通にお話ができる相手であれば間違いなく円満退職へと進むので安心して下さい。
変に嘘を並べてしまうと後味が悪くなったり、どこかでバッタリあった時に嘘がバレて、お互い気まずくなるのは避けたいですね。
その② : 辞める理由の例文から事前準備しておく
もしも会社の都合でなかなか辞めれないのあれば、以下の理由を参考にしてみても良いかもしれません。
- 今よりもっと専門的な事を追求したくなったので退職したい
- 資格を取得して専門分野に特化していきたいので退職します
- 全く違う業界に興味がわいた。今すぐチャレンジしたいと思う
- 家庭の事情により今の勤務形態を変えざる得ない状況となった
基本的にはポジティブな内容で退職理由を言われる方が、会社としては引き留めにくいので(良い意味で引き留めにくい)①から③あたりの理由をベースに、自己理由をミックスしてみてはいかがでしょうか?
万が一ですが、ブラック企業で退職に応じてくれない会社であれば【退職代行ガーディアン】
に依頼をして、代理で会社と話し合ってもらい退職へと導いてもらいましょう。
依頼費は一律29,800円ですが、平行線をたどって次の職へ移るまでに、ムダな時間が取られる事を考えれば妥当な金額です。
次の仕事(転職・第二新卒)を探し始める
今の会社を退職する前に、次の仕事を事前に探しておく事を強くオススメします。
理由は、自分が希望する職種にすぐ就職できるとは限らないからです。

転職までの大まかな流れ
- 今の会社を退職する決意
- 転職エージェント行って無料相談
- 転職先に面接へ行く
- 転職先から内定をもらう
- 今の会社に退職を伝える
- 円満退職後に転職先へ勤務開始
リクナビNEXTなどに登録をして自分でWEB上の求人を探すのも一つですが、私はそのやり方をあまりオススメしません。
理由は、
WEB上に出ている求人数は、多く見えて実際はかなり幅が限られています。
少ない選択肢から選ぶより、より多くの求人に触れる事が転職を成功させる鍵となります。
では、多くの求人に触れる方法は何なのか、それは『転職エージェントを利用する』それだけです。
転職エージェントを利用するメリット
・完全無料で利用できる
・5万件以上の未公開求人をみれる
・プロのキャリアサポートの方に無料で相談できる
・自分にあった就職先をオススメしてくれる
・再就職に向けた面接対策などもしてくれる
転職エージェントの中でも『第二新卒に強いエージェント』や『20代に強いエージェント』があります。
現役で人事担当をしている私が、オススメのエージェント会社をご紹介させて頂きます。
リクルートエージェント
業界最大手のリクルートエージェントは、やはりどこをとっても強いです。
リクルートエージェントが強い理由
- 非公開求人含め30万件以上の求人数
- 大手から中小企業まで幅広く求人がある
- 業種に偏りがなく幅広ジャンルから選択できる
- 面接対策に履歴書の添削をしてくれる
- 各地にエージェントの窓口が配置されている
圧倒的な求人数と担当者のサポート力に定評があります。
扱っている求人の幅は、営業系のみならずIT系やエンジニア、電気系など無数にあるため転職希望者の夢をかなえる事ができます。
いくつかのエージェントに登録する中の一つとしてリクルートエージェントは、必ず登録して相談へ行っておきましょう!
マイナビジョブ20,s
新卒採用でもマイナビにお世話になった方多いのでは、ないでしょうか?
20代の第二新卒に特化したマイナビエージェントです。
マイナビジョブ20,sの特徴
- 登録者の85%が社会人3年以内の20代
- 20代の転職市場を熟知したサポートメンバーが対応
- マイナビグループが持つノウハウを最大限に吸収できる
20代だけが閲覧できる求人数が常時1500件以上あるので、他年代の転職者と重ならない事から、倍率を常に低めで面接に受けれるのが最大のメリット。
東京・大阪・名古屋にエージェント窓口があります。
第二新卒エージェントneo
第二新卒にとことん特化した第二新卒エージェントneoになります。
聴き馴染みのない会社名かもしれませんが、利用者の声が公式ホームページより、確認できるのでかなり安心して利用できます。
第二新卒エージェントneoの特徴
- 1名あたりのサポート時間が8時間以上と手厚い
- 未経験の業種にも転職しやすいようにサポートしてくれる
- カンタン年収診断がホームページ上で出来る
その他に会社の特徴として、ブラック企業を完全に排除して求人を集めているので、「大幅な残業がある企業」「社会保険未加入」などの企業は紹介されないので安心です。
まずは、第二新卒エージェントneoに無料相談の申し込みをしてみましょう。
まとめ : これからまだまだ長い人生ゆっくりと慎重に考えよう
私は年齢関係なく、新しいチャレンジをしようとしている人には、必ず背中を押す言葉を必ずかけています。
20代前半なんて、まだまだこれから人生長いですし、
今の会社に長く務めてキャリアアップするのも良し。転職をして好きなことにどんどんチャレンジするのも良し。
でも急な舵をきることにより、思いもしない方向に進まないようにだけ気をつけて下さい。
まだまだ長い人生、余裕をもってゆっくりと自分のビジネス設計をたてましょう!